✍やる気についての覚書

2020年も残り2週間を切った。

新型コロナウィルスに翻弄された1年だったとは思うが自分としては仕事がなくなることもなく落車こそしたものの骨折などの大怪我を負うこともなく無事に1年を終えられそうです。

それは素晴らしいことではありましたが昨年の同時期から数ヶ月、熱心に取り組んできたトレーニングの成果はついに日の目を見ること無く今年を終えることとなりました。

改めて今年は新型コロナウイルスの都合に翻弄された1年だったとは思う。だだとても大事な精神的なベーストレーニングの1年になったと思います。

なぜなら自分自身のやる気という形のないものとしっかり向き合う時間が取れたからです。

変な1年を終えようとしている今、もしかしたら今年最大の収穫かもしれないやる気について感じたことをメモしておこうと思う。


やる気ってなんだろな?

Weblio辞書さんによるとやる気とは
物事を行おうとする気持ち欲求などを意味する表現
となっている。
この1年で痛感したのはどんなことでも行動を起こすにはやる気が必要ということです。
何を当たり前の事をと思うわけですが自分はやる気についてこう思うのです。
  1. やる気さえあればそこそこ何でも(結果、成果はさておき)行動に移すことができる。
  2. やる気が続けば行動を重ねていくこともできる。
  3. 行動を継続すれば良い成果も上がりやすくなる。
ということは物事を進めるのにあたってのやる気の重要度はとても高く思えます🤔

そんなやる気ですが今年感じたのはどうやらやる気を生成するには"体力""動機""やる気ジェネレーター"が必要らしいということです。

何だそれって感じですが、体力と動機をやる気ジェネレーターに渡してやるとやる気が生成されます。
多分こんな感じです🤔
f(体力, 動機) = やる気
やる気ジェネレーターは蒸気機関みたいなものに見えます。
燃料を燃やして水を蒸発させてタービンを動かす仕組みのような感じです。
    


この場合、燃料は動機で体力は水だとしましょう。

動機は燃料です。

やる気を作り出すには燃料になる動機が必要ですが、動機は正直なところ何でも使えます。
それこそ新しく購入したシューズを使いたいとか推しのジャージで表彰台に上がりたいとか何でも良いです。大丈夫です。大概何でも燃えます。理屈が何にでもくっつくように何でも動機になります。

閑話休題
動機はなるべく欲望に忠実な方が良いです。
例えば好きな声優さんのラジオ番組で手紙を読んでもらいたいとか他人からすると理解し難いものでもOKです。
欲望に忠実な動機はたまに失火することもありますが燃え残るので後で他の動機と一緒に再点火できます。そしてそういう時の方がよく燃えます。

逆に怒りとか恨みとか負の感情はその時は強く燃えますがすぐ燃え尽きます。
たいてい失火することはありません。そして火力が強いので灰も残りません。
やる気を作り出す燃料としてはちょっと扱いが難しい気がしますね🤔

体力は水です。

寝れば回復します。
が、一度使い切ってしまうとしばらく回復しません。体力にエリクサーは無いのです。
やる気が強すぎると体力を使い切ってしまって窯が空焚き状態になります。
なるほど、だから大きすぎる野望は身を滅ぼすんですね?🤔

やる気ジェネレーターは窯です。

動機を焚べて体力をやる気に変換してくれます。
体力が無い状態でやる気ジェネレーターを動かすと空焚き状態になります。
今年の経験から空焚きを何回かやるとやる気ジェネレーターは壊れます。体力は何日か休めば回復しますが壊れたやる気ジェネレーターの回復には時間がかかるので体力はあるはずなのにやる気が出ない虚無モードに突入します。
7月終わりくらいからこのモードに突入しましたが体力はあるのにやる気が出ず苦しい時間を過ごしました...
なるほどぉ、これがオーバートレーニング症候群というわけですかぁ...

やる気を無くす方法

やる気を枯らすのは簡単で動機を失うかやる気ジェネレーターを壊せば良いです。

やる気ジェネレーターを壊すには

  1. 体力を尽きさせる
  2. 無理やり頑張る

これを数回繰り返せば壊れます。


やる気を回復させる方法

どうしてやる気が出ないのか考えるのが良さそう。
  • 動機が無い -> 動機になりそうなものを見つける。
  • 体力が無い -> 寝る。休む
  • ↑は両方あるけどやる気出ない -> やる気ジェネレーターが壊れてるので復旧させる。
やる気ジェネレーターの復旧には月単位の休息期間が必要です。
また、やる気を出して挑戦しようとしていた事を楽しむことが必要です。
そのうち復旧します。


結論

  1. やる気ジェネレーターは壊れると復旧するまでが長いので壊さない。
  2. 体力のゲージに気を使う。
  3. 動機は自分に依存する

体力が無いときはおとなしく休むのです。やる気の空焚きはまずいですよ!

あと動機ですが例えばレースで勝つために頑張る!というのは動機としては立派ですがレースが中止になったときに一気にやる気を失います。
誰かのためにとかもまずいです。人も永遠に周りに居てくれるわけではないですから。
たぶん、自分の中の楽しいという感情さえあれば動機は十分です。
楽しめている間はずっと燃えます。楽しめなくなったらそもそもやる必要など無いのです。


来年はこのやる気の覚書をもとにやる気マネジメントをやってみようと思います。
多分ちょくちょくアップデートするんですがまたお酒が入ったらまたいつかやる気の覚書を書いてみようと思います。

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